遺影の額はどう選ぶ?サイズと飾る場所の決め方

遺影写真のススメ

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遺影を用意したあと、意外と後回しになりがちなのが「額」です。写真そのものは選べても、額のサイズや飾る場所までは決めていない、というご家庭は少なくありません。

この記事では、額のサイズの考え方と飾る場所の注意点を先に押さえておきます。あとで家族が困らずにすみます。

宗派や地域によって供養の形はさまざまです。「こうしなければならない」という決まりごとではなく、選ぶときの目安としてご覧ください。

額のサイズは「写真のサイズ」に合わせて決める

遺影の額はどう選ぶ?サイズと飾る場所の決め方のイメージイラスト
イメージ(AI生成)

遺影の額を選ぶとき、まず確認したいのが写真の仕上がりサイズです。

写真店やスタジオでは「四切」「八つ切」といった呼び方で案内されます。額側も、このサイズに合わせて作られています。

ここ、迷いやすいところです。額の「外寸」(額縁全体の大きさ)と「窓寸」(写真が見える内側の大きさ)は別物です。購入前にどちらのサイズかを確認しておくと安心です。

写真の仕上がりサイズ 大きさの目安 額を選ぶときの確認ポイント
四切(四つ切) 約254×305mm。祭壇用として選ばれることが多いサイズ 額の「窓寸」が四切対応かを確認
八つ切 約165×216mm。四切よりひとまわり小さいサイズ 商品ページに「八つ切対応」の記載があるかを確認
L判・キャビネ L判は約89×127mm。仏壇まわりや自宅用に スタンド付きか、置き場所に合う大きさかを確認

参考:一般的な写真プリントの規格サイズ(四切254×305mm・八つ切165×216mm・L判89×127mm)。額の対応サイズ表記は商品ごとに異なるため、各商品ページの記載でご確認ください。

写真店で遺影用の写真を作ってもらう場合は、先に「どの額に入れますか」と伝えておきましょう。サイズのすれ違いを防げます。

すでに写真だけ用意してある場合は、その写真のサイズを控えたうえで額を選ぶと迷いません。

飾る場所は「日光・湿気・落下」の3点で選ぶ

額を選んだら、次は飾る場所です。仏間や床の間に限らず、リビングの一角に飾るご家庭も増えています。

場所を選ぶときの注意点は、宗教や慣習に関わらず共通しています。ここだけ押さえておけば大丈夫です。

チェック項目 注意点
直射日光 写真の色あせや面材の劣化につながるため、窓際・日当たりの強い壁は避ける
湿気 結露しやすい壁や水回りの近くは、額の木部やガラスの劣化につながりやすい
落下防止 地震や振動で落ちないよう、壁掛け用金具やフックの強度を確認する。棚に置く場合は転倒防止のスタンドや滑り止めを使う

あわてなくて大丈夫です。飾る場所は、一度決めたら変えられないというものでもありません。季節や模様替えに合わせて見直していただいて構いません。

サイズと飾る場所を先に決めておけば、額選びで迷う時間をぐっと減らせます
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額を選ぶときに見ておきたい仕様の項目

額を選ぶときは、価格だけでなく仕様も見ておくと失敗しにくくなります。

木製か樹脂製か、面材がガラスかアクリルか、縦横どちらでも飾れるか。この3点は商品ページの説明で確認できます。

確認する仕様 見るポイント
窓寸(内寸) 手持ちの写真サイズが入るか。外寸と混同しない
素材・面材 木製か樹脂製か。面材はガラスかアクリルか
飾り方 壁掛け金具の有無、縦横両用かどうか
届くまでの日数 受注生産の商品は在庫品より日数がかかることがある

たとえば四切サイズに対応した遺影額には、木製で面材がガラス、縦横両用で壁掛けにも対応した商品があります。

布をかぶせた化粧箱に入って届くタイプもあります。届いたその日から飾りやすいのも、選びやすいポイントです。

よくある質問

Q. 額の色や形に決まりはありますか?
A. 地域や家の宗教・宗派によって慣習はさまざまです。全国共通の決まりはありません。迷う場合は、菩提寺や葬儀を担当した葬儀社に確認すると、その地域の目安を教えてもらえます。

Q. 遺影を複数枚用意する場合、額はどうしますか?
A. 仏間用と自宅用など、複数の額を用意するご家庭もあります。同じ写真データがあれば、サイズ違いで額を用意することもできます。写真データの保管場所は、家族にわかるように伝えておくと安心です。

まとめ

遺影の額は、写真のサイズに合う「窓寸」を確認することが基本です。そのうえで、日光・湿気・落下の3点に気をつけて飾る場所を選びます。

決まりごとに縛られすぎず、ご家族が無理なく手を合わせられる形を選んでいただければと思います。

今日からできる3つのこと
1. 手元の遺影写真の仕上がりサイズ(四切・八つ切など)を控えておく
2. 額の「窓寸」がそのサイズに対応しているかを商品ページで確認する
3. 飾る場所を日光・湿気・落下の3点で見て、金具やスタンドの用意を決める

関連して、遺影に使う写真そのものの選び方は「遺影の生前撮影とは?元気なうちに撮る3つの理由」「遺影写真の服装と表情の選び方」もあわせてご覧ください。

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