エンディングノートは自治体で無料配布?入手方法と選び方

エンディングノート

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エンディングノートは、実は多くの市区町村が無料で配布しています。まずは自治体版を試してから、続けられそうなら市販品に進む。この順番だと、費用をかけずに自分に合う形が見えてきます。

自治体のエンディングノートは本当に無料?

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イメージ(AI生成)

結論から言うと、多くの市区町村が独自のエンディングノートを作っています。窓口配布やPDFのダウンロードで、無料で受け取れます。

たとえば埼玉県戸田市の「絆ノート」。市の窓口や地域包括支援センターで無料配布されており、電子データのダウンロードにも対応しています。

ただし配布の有無・様式・入手方法は自治体ごとに違います。すべての市区町村が実施しているわけではありません。まずはお住まいの市区町村のホームページで「エンディングノート」「終活支援」と検索して確認してください。ここ、意外と見落とされがちなポイントです。

参考:戸田市公式サイト「大切な方への『絆ノート』(戸田市版エンディングノート)をご活用ください」(2026年4月1日更新時点)

入手方法は主に3つ

自治体版エンディングノートの入手ルートは、だいたい次の3つに整理できます。あわてなくて大丈夫です。順番に見ていきましょう。

ルート 特徴 向いている人
①窓口でもらう 市役所の高齢福祉担当課や地域包括支援センターの窓口で直接受け取る ついでに相談もしたい人
②PDFをダウンロード 自治体公式サイトから印刷用データを取得。印刷して使う すぐ試したい人・遠方に住む家族
③郵送・電子申請 電話や電子申請フォームで申し込み、自宅に郵送してもらう 外出が難しい人

窓口で受け取る場合は、担当課の開庁時間を事前に確認しておくとスムーズです。地域包括支援センターは相談窓口も兼ねています。ノートを受け取りながら「何から始めればいいか」を相談できるのも利点です。

「終活情報の事前登録制度」という選択肢も

一部の自治体では、エンディングノート配布とは別に「終活情報の事前登録制度」を設けています。神奈川県横須賀市の「わたしの終活登録」はその代表例です。

緊急連絡先やエンディングノートの保管場所、お墓の所在地などを生前に市へ登録しておく仕組みです。本人の意思が伝えられなくなったとき、市が病院・警察・消防などの問い合わせに答えてくれます。

これはノートそのものの配布ではなく、書いた内容の「保管場所を市に知らせておく」制度です。エンディングノートを書いても、いざというとき家族が見つけられなければ意味がありません。こうした登録制度がある自治体なら、あわせて活用する手もあります。

参考:横須賀市公式サイト「わたしの終活登録」

無料版と市販品、どちらを選べばいい?

「無料でもらえるなら、それで十分では」と思う方もいるかもしれません。ここは目的によって向き不向きがあります。

自治体の無料版 市販のエンディングノート
費用 無料 1,000〜2,000円台が目安
項目数 必要最低限にしぼられていることが多い 資産・デジタル関連・想いを伝えるページなど幅広い
デザイン 実用重視のシンプルな作り 装丁や書きやすさにこだわった商品も多い
相談先との連携 その自治体の福祉窓口と結びつきやすい 特になし(自分で保管・共有)

まずは自治体の無料版で「書いてみる感覚」をつかんでみましょう。項目が足りない、もっと想いを書き残したいと感じたら市販品に切り替える。この順番なら、費用をかけずに自分に合う1冊にたどり着けます。

すでに書き方の基本を押さえたい方は、以下もあわせてご覧ください。

エンディングノートの書き方|最初の1ページに書く3つのこと

エンディングノートのおすすめは?A5で続けやすい選び方

よくある質問

Q. 自治体版のエンディングノートに法的な効力はありますか?
A. 一般的には、法的な効力はないとされています。遺言書のような強制力はなく、本人の希望や情報を書き残すためのものです。財産の分け方など法的な効力を持たせたい内容は、別途、遺言書の作成をご検討ください。個別の判断が必要な場合は、弁護士・司法書士などの専門家にご相談ください。

Q. 配布していない自治体に住んでいる場合はどうすればいいですか?
A. 市販のエンディングノートを使う方法があります。また、法務省と日本司法書士会連合会が作成したエンディングノートが、無料で公開されています。まずはお住まいの市区町村の高齢福祉担当課へ問い合わせ、配布の有無を確認してみてください。

参考:法務省・日本司法書士会連合会「エンディングノート」(2023年8月改訂)

自分の想いをじっくり書き残したいなら、続けやすい1冊を選ぶことも大切です

まとめ

エンディングノートは、まず自治体の無料配布から試すのがおすすめです。お住まいの市区町村のホームページで配布の有無を確認しましょう。窓口・ダウンロード・郵送のいずれかで手に入れてみてください。項目が足りないと感じたら、市販品への切り替えを考えれば十分です。今からで大丈夫です。

チェック項目
お住まいの市区町村のホームページで配布の有無を確認する
窓口・PDF・郵送のうち自分に合う方法で入手する
法的効力がないことを理解し、財産分けなど法的な対応が必要な内容は専門家にご相談ください