Googleアカウントは死後どうなる?無効化管理ツールの設定手順

デジタル終活

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結論からお伝えします。Googleアカウントは、2年以上使われないと削除の対象になることがあります。写真もメールも、そのとき一緒に消えるかもしれません。でも、あわてなくて大丈夫です。Googleには「アカウント無効化管理ツール」という公式の備えがあります。10分ほどでできる設定を、ゆっくりご案内します。

アカウント無効化管理ツールとは

Googleアカウントの死後設定を10分で|無効化管理ツールのイメージイラスト
イメージ(AI生成)

これは、アカウントが一定期間使われないと動きだす「予約設定」です。カタカナ(外国語)が多くて難しく聞こえますが、中身はシンプルです。

「もし自分が長く使わなくなったら、家族にデータを渡す」「アカウントを消す」といった希望を、あらかじめGoogleに伝えておく仕組みです。

データを受け取る相手(信頼できる連絡先)は、最大10人まで指定できます。相手ごとに、渡す中身を変えることもできます。

設定の手順(10分でできます)

設定ページの場所は myaccount.google.com/inactive です。スマホでもパソコンでも、同じ手順でできます。

手順 やること ポイント
1 Googleアカウントにログインする いつものスマホからで大丈夫です
2 設定ページを開く 上のアドレスを直接入力すると早く着きます
3 待機期間(実行までの期間)を選ぶ 3・6・12・18か月から選べます
4 信頼できる連絡先を登録する 本人確認のため、相手の携帯電話番号も入力します
5 渡すデータの種類を選ぶ メール・ドライブ・写真などを相手ごとに選べます
6 アカウントを削除するか決めて保存する あとからいつでも変更できます

ここまでできたら、ひと休みしましょう。あわてて全部やらなくても大丈夫です。

待機期間はどう選ぶ?

迷いやすいのが待機期間です。「どれくらい使われなかったら実行するか」の長さのことです。目安を表にしました。

選べる期間 向いている使い方
3か月 毎日使うメインのアカウント。早めに家族へ届けたい方
6か月 迷ったときの選びやすい長さ。うっかり実行の心配も少なめです
12か月・18か月 たまにしか使わない予備のアカウントなど

期間はあとから何度でも変えられます。まず仮に決めて、様子を見れば大丈夫です。実行が近づくと、Googleから本人あてに知らせが届く仕組みもあります。うっかり消える前に、気づくきっかけがあるということです。

「使っていない」はどう判断されるの?

「うっかり実行されたら困る」と心配になりますね。Googleは、いくつかの情報で利用状況を確認しています。

たとえば、最終ログイン、マイアクティビティ(利用の記録)、Gmailを開いたかどうか、などです。ふだんスマホでメールを見ているなら、まず実行されません。

設定した時点では、家族に通知は届きません。実際に長く使われなかったときだけ、Googleがメールを送ります。

設定しないと、2年でどうなる?

もし何も設定しないままだと、どうなるのでしょう。Googleの公式ポリシーでは、2年以上使われないアカウントは、データごと削除されることがあります

ただし、使っていなくても「有効」とみなされる場合もあります。線引きを表で確かめておきましょう。

アカウントの状態 2年ポリシーでの扱い
2年以上、ログインや利用がない データごと削除の対象になることがあります
有料サービスの購入や定期購入(サブスクリプション)が続いている 使っていなくても有効とみなされます
残高のあるギフトカードがある 使っていなくても有効とみなされます

※2026年7月時点の公式ヘルプの内容です。細かな条件は変わることがあるため、最新の情報はGoogleの公式ページでご確認ください。

大切な写真やメールが、いつのまにか消えてしまうかもしれません。だからこそ、元気な今のうちに「渡す」「残す」を決めておくと安心です。

家族があとから申し込む方法もあります

「親が何も設定しないまま亡くなったら?」。そんなときの窓口も、Googleは用意しています。「故人のアカウントに関するリクエスト」という申請です。ここ、知っておくと安心なところです。

比べるポイント 無効化管理ツール(生前の設定) 故人のアカウントに関するリクエスト(死後の申請)
手続きする人 本人 家族や代理人
できること 渡すデータと相手を自分で決めておけます アカウントの閉鎖や、データ取得などを申請できます
確実さ 設定した内容がそのまま実行されます Googleの審査があり、必ず認められるとは限りません

申請では、申請する方の本人確認書類などの提出を求められる場合があります。手続きには時間もかかります。

なお、家族が申請しても、パスワードそのものを教えてもらうことはできません。閲覧の可否はGoogleが個別に判断します。だからこそ、元気なうちの設定がいちばん確実です。

よくある質問

Q. 設定すると、家族にすぐ通知が届きますか?
A. 設定した時点では届きません。実際にアカウントが長く使われなかったと判断されたときだけ、Googleが登録した連絡先へメールで知らせます。

Q. アカウントの削除を選んだ場合、家族はいつまでデータを受け取れますか?
A. データの共有相手を指定している場合、相手がダウンロードできる期間(3か月)が過ぎたあとに削除されるとされています。詳しくはGoogleの公式ヘルプで確認できます。

Q. 設定した内容は、あとから変えられますか?
A. いつでも変更・解除できます。同じ設定ページ(myaccount.google.com/inactive)から、待機期間も渡す相手も選び直せます。

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参考:Google アカウント ヘルプ「アカウント無効化管理ツールについて」「無効な Google アカウントに関するポリシー」「故人のアカウントに関するリクエストを送信する」

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無効化管理ツールのページを開いてみた
データを渡したい家族を、ひとり思い浮かべた